=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- PowerVCR 1.3 (c) Copyright CyberLink Corp. 1999 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- 最終更新日 : 1999年9月15日 CyberLinkのPowerVCRへようこそ。 このReadmeファイルには、PowerVCRに関する最新の情報および技術的注意事項が記載されています。ご使用になる前に、このファイルをお読みください。 ========================================================================= サイバーリンク製品についての最新情報は、以下のホームページをご覧ください。 URL : http://www.cli.co.jp ========================================================================= 目次 - バージョン1.3の新情報 - セットアップ関連 - 対応システムについて - キャプチャカード関連 - ディスプレイカード関連 - サウンドカード関連 - 録画機能関連 - ビデオ変換関連 - エディタ関連 - サポートについて =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= バージョン1.3の新情報 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 1. バージョン1.3では、ビデオ圧縮アルゴリズムを全面チューンナップしました。それにより、以前のバージョンに比べて、大幅に画質が向上しました。同じ圧縮率(すなわち同じデータ量)で、目に見えて画質が向上しているため、出荷時のデフォルト画質を、「コンスタント・クオリティ」から「ビデオCD用の画質」に設定変更しました。これにより、デフォルト設定のまま録画を行った場合、従来バージョンとほぼ同等の画質で、ファイルサイズがずっと小さくなっています。従って、より画質重視の設定に変更したいときには、「録画プロファイル」メニューから設定をしてください。 2. PowerVCRバージョン1.3を使って、ビデオCD規格に準拠したフォーマットでの録画および編集ができるようになりました。 3. 作成されるファイルの名称を、予約録画時に前もって設定できるようになりました。 4. 以前のバージョンにおけるいくつかの問題が解決しました。BT848、878シリーズのキャプチャーチップやASUS 3000、3400を使用したときのシステムエラーの問題などです。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= セットアップ関連 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= * インストール時に、PowerVCRの作業用ディレクトリを設定しますが、PowerVCRは録画中に大きな一時ファイルを作成するので、容量にゆとりのあるディスクに設定してください。 * PowerVCRのインストール時には、動画ファイルの再生のためのモジュールである、DirectShowのランタイムが必要に応じてインストールされます。もし、AviまたはMpgファイルが正しく再生できないような問題が発生した場合は、DirectShowのランタイムのインストールに問題があった可能性がありますので、PowerVCRをインストールしたディレクトリにある「setupdxm.exe」を実行して、ランタイムを再インストールしてください。なお、この問題と解決法は、PowerVCRのエンコーディング(録画)機能には影響がありません。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 対応システムについて =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= * Intelシステム:高いパフォーマンスと品質を得るため、PowerVCRにはPentiumII-300MHz以上を使用するよう強くお勧めします。また、PowerVCRはPentiumIIIの拡張命令、3DNow!の拡張命令にも対応しています。 * 非Intelシステム:PowerVCRはAMD社のK6-2 CPU(300MHz以上を推奨)とMVP3チップセットの組み合わせでも正常に動作することが確認されています。 * CPUの性能をフルに活かすために、ハードディスクのDMA転送機能をご使用になるよう強くお勧めします。Windows98とWindows95 OSR2は、この機能をすでにサポートしているので問題ありませんが、Windows95の比較的初期のバージョンでは、別途バスマスタードライバをインストールする必要があります。 Windows95のバージョンを確認するには、[コントロールパネル]の中の[システム]をダブルクリックすると、"4.00.950 x"という形式で表示されます。古いバージョンのWindows95の場合は "4.00.950"または"4.00.950 A"と表示されます。 もし、これより新しいWindows95がインストールしてあるのにDMAオプションを使用できない場合は、Intel 440LX、440BX、440EXなどの新しいチップセットに対応したDMA対応のドライバがないためである可能性があります。このときは、インテル社のホームページから入手できる"Intel 82371xB INF Update Installer"というプログラムを実行してください。その後でシステムを再起動し、Windows95に新しいハードウェアを検出させ、再度システムを再起動すると、DMA機能が使用できるようになります。 インテル以外のチップセットについては、お使いのマザーボードに付属していたフロッピーディスクやCD-ROM、あるいはそのメーカーのホームページから正しいプログラムを入手して、それをインストールしてください。 * PowerVCRは、ほとんどのPCIまたはAGPのディスプレイカードで正常動作が確認されております。また、PowerVCRはディスプレイカードのDirectDraw機能を使ってビデオのプレビューや表示を行うため、ディスプレイカードのDirectDrawドライバが正しくインストールされていることを確認してください。詳しくはディスプレイカードのマニュアルを参照してください。 PowerVCRはエンコーディング中ビデオプレビューの画質を向上させるためDirectDrawを使用します。作成されたMPEGファイルはDirectShowで再生することができます。 * ディスプレイカードによっては、画面の解像度をダイナミックに変更すると誤動作、ハングアップ、あるいはシステムが不安定になるタイプの製品がありますので、PowerVCRの使用中はなるべく解像度を変更しないようにしてください。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= キャプチャカード関連 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= * 一般に、VFW(Video fro Windows)ドライバをサポートしているキャプチャカードなら動作に問題はありませんが、できるだけ高いフレームレートのキャプチャを可能にする、高性能のPCIビデオキャプチャカードを使用することをお勧めします。 * PowerVCRは現在次のVIDEOフォーマット(four ccコードともいいます)をサポートしています: YV12, Y41P, YUY2, UYVY, CYUV, I420, YUV9, RGB16, RGB24 * キャプチャカードが上記のビデオフォーマットのどれもサポートしていない場合、PowerVCRは正しく動作しません。 * ビデオキャプチャのチップについては、現在のところBt848、Bt829、Bt878、Zoran36120、ITT VPX3225などのキャプチャチップ上で正しく動作することが確認されています。 * ITT VPX3チップを搭載したキャプチャカードは、そのドライバの仕様上、15フレーム/秒を超えるフレーム速度でのキャプチャはできません。 * Bt8x8シリーズのチップにおいて、一部のメーカーの開発したキャプチャドライバのリソース処理機能の管理が良くないため、PowerVCRがビデオのオーバーレイモードを使用中に突然誤動作することがあります。この場合、オーバーレイモードでなくプレビューモードの設定でご使用ください。 * 一般に、USBやパラレルポートのカメラでは、データの転送速度の制限から、高いフレームレートでのキャプチャができないので、PowerVCRのビデオレコーダの設定ボタンを使って低いフレームレートを選択してください。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ディスプレイカード関連 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= * S3 Savage VGAカードの場合、現在市販されている多くのキャプチャカードとの安定共存が確認されておりません。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= サウンドカード関連 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= * 以下にあげるサウンドカードにて、動作が確認されています。 * ISAカード: SoundBlaster16 SoundBlaster16PnP AW35/Pro YAMAHA 719 FM801 Crystal 4237B Opti 931 ESS 1868 ESS 1869 PCIカード: SoundBlaster PCI64 SoundBlaster PCI128 SoundBlaster Live! YAMAHA 724 Crystal 4622 Trident 4DWAVE * ESS 1868をご使用の場合は、Windowsが標準で用意しているドライバでなく、サウンドカードに付いている、より新しいドライバをご使用ください。 * Maestro1 およびMaestro2カードは、PowerVCRが不安定になったり、画質が低下したりする問題が発生することがあるため、推奨しません。 =-=-=-=-=-=-=-=-= 録画機能関連 =-=-=-=-=-=-=-=-= * PowerVCR以外のプログラムで作成されたファイルを開き、それに連続させて録画を行うと、動作が不安定になることがあります。 =-=-=-=-=-=-=-=-= ビデオ変換関連 =-=-=-=-=-=-=-=-= * PowerVCRが現在サポートしているビデオ変換機能は、AviファイルからMpgファイルへの変換です。 * PowerVCRはWindowsのICMおよびACMランタイムライブラリを使ってAviファイルを変換します。Aviファイルが正しく変換されない場合は、そのファイルのアイコンを右クリックしてファイルの詳細なプロパティを確認してください。もしそこにICMやACM以外のコーデックが使われている場合は、PowerVCRはそれに対応していません。 =-=-=-=-=-=-=-=-= ビデオエディタ =-=-=-=-=-=-=-=-= * 現在、PowerVCRはPowerVCRで作成されたMpgファイルの編集機能のみを提供しています。 * PowerVCRはビデオエディタで入力クリップの属性を検出しません。したがって、異なるプロファイルで作成したビデオクリップをマージは正しくできない場合があります。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-= テクニカルサポート =-=-=-=-=-=-=-=-=-= PowerVCRについての使用上のお問い合わせは、製品に記載されている「サポート窓口」にご連絡ください。 -------------------------------------------------------------------- MicrosoftおよびMS-DOS, Windows, Windows NTは Microsoft Corporationの登録商標です。 その他、本文書に記載されている会社名、製品名は一般に各社の商標または登録商標です。 Copyright(c) 1999 CyberLink Corp. 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